心理テスト
心理テストや面接などを通じて、その人の性格や能力、人間関係などを理解する方法は、心理アセスメントと呼ばれています。臨床心理学に基づいた専門的な心理テストが、来談される方自身が、自己理解を深めていく手助けとなるでしょう。
一回〜数回の面接の中で心理テストの実施と結果の共有を行います。
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知的能力や発達の特徴を知る
「仕事でミスが多い」「見通しや段取りをもって課題に取り組むことが難しい」といったことで困っておられる方に、知能検査を実施して知的機能の特徴を知ることが役に立つ場合があります。現在、日本および世界でもっとも活用されている知能検査であるWAIS-Ⅳを中心とした心理アセスメントを行ないます。
実施検査
(1)WAIS-Ⅳ成人知能検査
(2)自閉症スペクトラム指数日本語版、A-ADHDなど、
実施時間・料金
検査料10000円(1回2時間ほど)、文書料3000円、結果をお伝えするカウンセリング5000円(25分)
*心理テストの結果から、発達障害があるかどうかの「診断」をすることはできません。診断は医療行為となりますので、専門医の診察が必要となります。専門医は、患者さんの成育歴や現在の症状、心理検査の結果などを総合的に判断して診断を行います。
性格傾向を知る
性格や人間関係の傾向を知るために、質問紙性格検査と描画検査などを組み合わせた一回完結の心理アセスメント・セッションを実施します。当日、結果のフィードバックも合わせて行ないます。NEO PI-R 人格検査とは、パーソナリティ研究で現在、世界的に主流となっている5因子性格理論に基づいた心理テストです。パーソナリティを、「神経症傾向」「外向性」「開放性」「調和性」「誠実性」という5つの次元から把握します。
実施検査
(1)NEO-PI-R 人格検査
(2)描画テスト等
実施時間・料金
検査料10000円(1回2時間ほど)、文書料3000円、結果をお伝えするカウンセリング5000円(25分)
深層心理を分析する
ロールシャッハ・テストやMMPI(ミネソタ多面的人格目録)を中心としたテストバッテリーを実施し、深層心理や精神病理を総合的に把握することを試みます。
ロールシャッハ・テストとは、スイスの精神科医へルマン・ロールシャッハによって1921年に考案された投影法パーソナリティ検査です。インクのしみが何に見えるかを答えてもらうことで、被験者の思考のプロセスや深層心理などを分析します。
MMPI(ミネソタ多面的人格目録)は、90カ国以上で使用されている代表的な質問紙法心理検査で、精神的・身体的健康や性格傾向などについて把握します。
実施検査
(1)描画テスト
(2)質問紙性格検査(MMPIなど)
(3)ロールシャッハ・テスト
実施時間・料金
検査料
質問紙性格検査など簡易なもの:10000円
ロールシャッハ・テスト:20000円
文書料:3000円
結果をお伝えするカウンセリング5000円(25分)