「コンピテンシー」に関する公認心理師試験の過去問

問47 公認心理師の基本的なコンピテンシーについて、最も適切なものを1つ選べ。
① 科学的な知見を参考にしつつも、直観を優先して判断する。
② 要支援者への関わり方や対応の在り方を自ら振り返って検討する。
③ 普遍的な視点に立ち、文化的背景を考慮せず、要支援者を同様に扱う。
④ 専門職としての知識と技術をもとに、最低限の実践ができるようになってから職業倫理を学ぶ。

第4回公認心理師試験(令和3年9月19日実施)午前問題


・コンピテンシー(competency):「能力がある」「資格」、つまり、心理職に必要な技能

・基盤コンピテンシー:姿勢や価値観、行動規範、倫理など
 -専門家としての姿勢
 -反省的実践
 -科学的知識と方法
 -治療関係
 -文化的ダイバーシティ
 -他職種協同
 -倫理・法的基準と政策

・機能コンピテンシー:専門的な技能
 -心理的アセスメント
 -介入
 -スーパーヴィジョン・教育
 -研究と評価
 -管理・運営
 -コンサルテーション
 -アドボカシー

・職業的発達:訓練と実践の水準

*反省的な実践が重要

>>令和4年版(第5回)公認心理師試験出題基準・ブループリントと過去問

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