「ゲシュタルト心理学」に関する公認心理師試験過去問
ゲシュタルト心理学(Gestalt Psychology)は、ドイツのM.ヴェルトハイマーやW. ケーラー、K. コフカ、K. レヴィンといった心理学者によって始まった心理学の学派です。
W.ヴントの要素主義・構成主義的な心理学に対して、全体性や構造に重点を置いて人間の心を捉えようとします。
「ゲシュタルト」とは、「意味のある全体性」「全体性をもったまとまり」といったことを表すドイツ語ですね。
ここでは、「ゲシュタルト心理学」に関する公認心理師試験の過去問を集めてみました。
問4 ゲシュタルト心理学において中心的に研究され、現在も継続して研究されているものとして、最も適切なものを1つ選べ。
① 学習
② 感情
③ 態度
④ 知覚
⑤ 集団特性
第1回公認心理師試験(平成30年12月16日実施分)
問3 20 世紀前半の心理学の3大潮流とは、ゲシュタルト心理学、行動主義ともうつは何か、正しいものを1つ選べ。
① 性格心理学
② 精神分析学
③ 認知心理学
④ 発達心理学
⑤ 人間性心理学
第2回公認心理師試験(令和元年8月4日実施)
問4 心的過程の「全体」や「場」を重んじ、集団力学誕生の契機となった心理学の考え方として、最も適切なものを1つ選べ。
① 構成心理学
② 比較心理学
③ 行動主義心理学
④ 新行動主義心理学
⑤ ゲシュタルト心理学
問81 A. Ellis が創始した心理療法として、最も適切なものを1つ選べ。
① 行動療法
② 精神分析療法
③ ゲシュタルト療法
④ 論理情動行動療法
⑤ クライエント中心療法
問86 認知言語学の説明として、最も適切なものを1つ選べ。
① 生成文法理論をもとに構築されている。
② 言語習得における経験の役割を重視する。
③ 言語に特化した認知能力を強調する立場をとる。
④ 言語的カテゴリーには、明確な境界線があるとみなす。
⑤ ゲシュタルト心理学でいう「図と地」の概念には、否定的である。
問4 心的過程の「全体」や「場」を重んじ、集団力学誕生の契機となった心理学の考え方として、最も適切なものを1つ選べ。
① 構成心理学
② 比較心理学
③ 行動主義心理学
④ 新行動主義心理学
⑤ ゲシュタルト心理学
第4回公認心理師試験(令和3年9月19日実施)
令和4年版(第5回)公認心理師試験出題基準・ブループリントと過去問